こ んにちは、マニ・ダンジェロ、整体師のあきこです!
夏は苦手だったのに・・・いつの間にか好きになり、日本の蒸し暑さも気にならなくなっていました

そして今年の夏。一時帰国のお友達や海外に引っ越す友達としばし集い、一生懸命働き(?)、そして今更、ですがROOKIESにはまりました
いいなあ~青春!私のお気に入りは、と言うと
友達1「安仁屋でしょ!?」
友達1「じゃあ、、、若菜かな?」
友達2「案外、川藤先生だったりして(笑)」
と言うと、
・・・この話を他の友達にしたところ
もうBGM代りにずっと11話のドラマをつけっぱなしにしていました。
もう一つが、箒木蓬生(ははきぎ ほうせい)さんの小説。ある方からお借りして短編集「風花病練」を読んで、
「すごい才能のある方だなぁ~!!面白い!」
とは思っていたのですが、長編小説を三冊くらい読んだら止まらなくなりました!
最後に読んだ「アフリカの瞳」は南アフリカ共和国のエイズ治療薬の開発競争や罪のない現地の貧困層の黒人患者が知らない間に新薬のモルモットにされている事実を告発する日本人医師とその家族や仲間を中心にした長編小説です。
考えさせられることの多い作品ですが、その中で唯一声を挙げて笑った場面をご紹介します。
主人公の作田医師が、南アフリカ共和国の田舎町を訪れ、畑に向かって歩いている時の会話です。
(小説「アフリカの瞳」より引用)
年かさの真中の子がしきりに作田の靴を気にするので、立ち止まる。子供はしゃがみ込んで、指先で革靴の表面を撫でた。それで納得したらしく、ニッと白い歯を見せて問いかける。
「こんなものを履いて、おじさんはよく歩けるね」
「そうか。もうこれなしで歩くことはほとんどないからな。おじさんは、きみたちのような小さいときから、これを履いていた」
「どんどん大きくなるの?」稚拙な英語で訊いたのは一番小さな子だ。
「靴は大きくならない。入らなくなったら大きいのを買わなきゃいけない」
「その小さいのは捨てるの?」また男の子が質問する。作田が丁寧に答えるので嬉しいのに違いない。大きな丸い目で見上げる。
「そう、たいていは捨ててきたな。破れたものもあったし」
今まで考えてもみなかったことだ。靴を履き始めて、今までいった
い何十足の靴を捨てただろう。
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私には大受けだったのですが、皆さんにはいかがでしょう??